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2024年7月のシステム更新

2024年7月に、比較的大きなシステム更新がありました。

基本的に、従来のコンテンツはそのまま継続して公開できるようにしていますが、一部互換性が失われる事があるかも知れません。お困りの際は個別にお問い合わせください。

WordPress 6.6

基幹システムであるWordPressのバージョンが6.6に更新されました。一番大きな更新として、複数の編集者が同時に同じコンテンツを編集しようとした際に、不整合が起きにくくなりました。コンテンツの執筆を複数人で分業しやすくなりました。

また、これは6.6以前から継続していますが、幾つかのブロックウィジットが追加されています。

Eikai 2024 テーマ

WordPressの集合知である標準テーマ twentytwentyfour をベースに、日本語固有の問題や互換性の問題を独自に修正したテーマです。

環境に依らず同じ見た目を提供する2020テーマとは異なるコンセプトで設計されており、旧来のリッチなメニューなどを実現します。2020と切り替えて試すことができます(元に戻すこともできます)が、一部のプロパティは引き継がれないかもしれません。設定の「外観」から選択してください。

過去に行ったSNSへの自動投稿の調整が、固定ページの一覧を取得する際に起こしていた副作用に対処しました。

アクセス統計など一部のプラグインが動作しなかった問題を修正しました。

画像アップロード時の再圧縮

画像をアップロードしたときに、より効率の良い画像圧縮フォーマットであるwebpに自動変換していましたが、その際に、幾つかの異なる解像度のサブセットを生成するようになりました。

JPEGは現在でも優秀な画像フォーマットで、写真などの自然画の不可逆圧縮が得意ですが、JPEGが登場してから四半世紀が経過し、より圧縮効率の高い画像フォーマットが幾つか登場しています。現在ほぼ全てのブラウザが対応しているwebpに変換し、適切な解像度に整えることで、モバイル環境における転送の効率を高め、閲覧者の「ギガ」の消費を抑えます。

この変換はアップロード時に自動的に行われるため、みなさんは特別に意識する必要がありません。また、拡大表示などで解像度の高い画像が必要になったときには、必要な解像度の画像が自動的にロードされます。

既にアップロードされているコンテンツは変更されませんので、以前のコンテンツに大きなJPEG画像がある場合は、再度アップロードして差し替えることで、この恩恵を受けることができます。

現在、webpの次のフォーマットとしてavifが使われ始めています。環境が整えば、avifへ移行します。

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雑記

画像ギャラリー

たくさんの画像を紹介するときに使えるウィジットをいくつか紹介します。

プロパティの設定によって見た目もだいぶ変わるので、色々と試してみて下さい。

回線や端末によっては、大きな画像のアップロードに数分かかることがあります。

ギャラリー

プロパティの「リンク先」を「メディアファイル」にすると、クリック時に拡大されます。

標準のギャラリーも、そんなに悪くないですね。画像サイズが不揃いなとき、そのまま列べるか、「画像の切り抜き」で切り抜いて列べるか選べます。

キャプションをつけると、キャプション部分は画像拡大のリンクにならないのがちょっと不便です。

タイルギャラリー (JetPack)

プロパティの「リンク先」を「メディアファイル」にすると、クリック時に拡大されます。

すっきりと列びますが、大きさに極端な優劣が付いてしまうので、何か意味があるのか(大きな画像が重要なのか)と思わせてしまいますね。順番に意味がある場合は、重要な画像から順に選択(追加)すれば良さそうです。

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